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黄砂・花粉による汚れを解消!大切な愛車を守る洗車のポイントとは

CAR WASH
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春先に多く飛ぶ花粉や黄砂。しつこい汚れに困った経験がある方もいるでしょう。花粉の付着は見た目の汚れだけではなく、放置しておくとシミや腐食などの深刻なダメージを引き起こす場合もあるため注意が必要です。また黄砂も、ボディに傷をつける原因になってしまうことがあります。そこで当記事では、花粉や黄砂が自動車に与える影響や大切な愛車を守る洗車のポイントについてご紹介します。

花粉の飛散と黄砂の飛来はいつから始まる?

出典:photo AC

スギ花粉の飛散時期は全国的に2月下旬~3月下旬の間にピークを迎える地域が多くなっています。スギ花粉と少し時期をずらしてヒノキ花粉の飛散も始まるため、春ごろは花粉アレルギーの症状が辛いというドライバーの方も多いのではないでしょうか。時期を重ねて、東アジア各地で起こる黄砂のピークも3月~5月頃と言われています。花粉も黄砂も空気中に飛散していますが、この飛散物によって車が受ける影響とは何があるのでしょうか。

花粉や黄砂が自動車に与える影響は?

出典: photo AC

花粉と黄砂にはそれぞれ特徴があり、どちらもシミの原因となってしまうので、付着したら雨が降る前に除去することをおすすめします。ここでは、どのような影響を及ぼしてしまうのか解説していきます。

花粉はシミや腐食の原因になることがある

出典:photo AC

例年2月上旬から5月にかけて多く飛ぶ、スギやヒノキの花粉。花粉自体は非常に小さな粒ですが、積もると黄色がかった汚れになってしまいます。放置して水に濡れた時に花粉を除去するのが厄介になります。

花粉が水分と合わさると、花粉内部にあるタンパク質の一種「ペクチン」が溶け出します。すると、粘着力が強くなり、べったりとした質感の汚れに変化します。こうなると汚れが落としづらくなるほか、時間が経過するとシミになってしまうのです。さらにそのまま放置すると、塗装の歪みや腐食の原因になる可能性もあります。

また花粉は、ボディへダメージを与えるだけではなく、ボンネットに蓄積するとエアコンフィルターやエアクリーナーが目詰まりしたり、ガラスの視界を悪化させたりといった影響もあります。自動車の様々な場所に悪影響があるので、花粉には注意が必要です。

黄砂はボディに傷をつくる原因にも

出典:photo AC

花粉とともに、春先に多くなるのが黄砂の飛来です。東アジアの砂漠や黄土地帯からなどの砂やちりが偏西風によって飛来し、西日本や東日本の日本海側の地域で特によく観測されます。

黄砂には鉱物が多く含まれているため、花粉よりもざらざらとした手触りなのが特徴です。よって、ボディに付着したままうっかり洗車をしてしまうと傷をつくる原因になります。また花粉同様に水を含むと固まってしまい、シミになってしまうこともあります。

花粉や黄砂による汚れや傷から予防するには?

出典:photo AC

ボディカバーをかける

花粉や黄砂が積もるのを防ぐには、車をシャッター付きのガレージに入れるのが最適ですが、それぞれ環境も違うので住居や予算によっては用意できないこともあるかと思います。

シャッター付きのガレージがない場合は、ボディカバーをかけるといいでしょう。毎回ボディカバーをかけるのはやや面倒ではありますが、花粉や黄砂の付着だけではなく、雨が降った後に心配されるシミ形成も予防できます。

コーティングや撥水加工をする

出典:株式会社トップラン

花粉や黄砂によるダメージを防ぐには、花粉飛来シーズン前にコーティングや撥水加工をしておくのもいいでしょう。完全に防ぐことはできませんが、ボディの上に膜を形成することで、花粉や黄砂の定着やシミを防ぐ効果があります。合わせてフロントガラスにも撥水加工をしておくと、雨と花粉によってフロントガラスがべたつくのを防げるでしょう。

こまめな洗車も大切

花粉や黄砂はボディに長期間付着するとシミをつくるため、定着する前に洗い流すことがポイント。そのため、こまめな洗車はとても大切です。花粉や黄砂が飛ぶ春は、簡単な水洗い洗車だけでもこまめに行うようにしましょう。

花粉や黄砂から大切な愛車を守る洗車のポイントとは

出典: photo AC

ここでは花粉の洗浄方法と黄砂の洗浄方法に分けて、大切な愛車を守る洗車のポイントをご紹介します。それぞれ性質上の理解を深めながら、上手に愛車を守っていきましょう。

花粉で汚れてしまった車の洗浄方法は

出典: photo AC

花粉で汚れてしまった車の洗浄方法は、まずは水で洗い流すことがポイントです。花粉によって汚れてしまった時も定期的に水で洗い流すなどが出来れば、すぐにシミになってしまうわけではありませんが、休日までなかなか洗車出来ないという方も多いでしょう。

花粉によって車の表面にシミが出来てしまった時は、ペクチンという物質が熱に弱いことを利用し、まずは50度程度くらいのお湯にクロスを付けてボディのシミが出来てしまった部分を拭きとります。50度でも落ちない場合は、もう少し温度を上げて80度を超えない程度のお湯を用意し、お湯で濡らしたクロスでシミの部分にタオルを充てて蒸らすように少し置いてから拭き取ります。

お湯でもシミがとれないという場合は、ドライヤーやヒートガンによる熱風を充てる方法もありますが、高熱を充てる量や調節が難しいため、こちらの方法はあまり一般的ではありません。花粉が付着した時は早めに落とすこと、そして完全に花粉汚れを落とし切ることがポイントとなるでしょう。

黄砂で汚れてしまった車の洗浄方法は

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車が白っぽく汚れていて、表面にざらつきがある時は黄砂による汚れです。黄砂によって汚れてしまった車の洗浄方法のポイントは、「水で洗い流すこと」です。黄砂は、ガラスような細かい粒子と粘土質の粒子を含んでいます。

ガラスのような粒子がついている状態のボディの表面を、直接洗剤をつけたスポンジでこすってしまうとボディに細かい傷がついてしまい劣化の原因になってしまうのです。また、粘土質な粒子を含んでいるために、一度付着し時間が経過すると粘度があるために汚れを落としづらいという点も注意が必要です。

黄砂が飛散する地域にお住まいの方は、定期的に水で黄砂汚れを流しす作業をする必要があるでしょう。通常の洗車よりも水をたっぷり使って大きな粒子を流したら、細かい粒子の汚れが残っていますので、水の量を多くして柔らかいカーシャンプーの泡を作り、たっぷり使用して汚れを包むようにして落とします。しっかり水量と泡をいつもよりも多く使うことが、キズを防いで黄砂汚れを落とし切るポイントとなるでしょう。

花粉や黄砂から大切な愛車を守る洗車手順

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高圧洗浄機で吹き飛ばす

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ボディについてしまった花粉や黄砂を落とすには、高圧洗浄機を利用するのもいいでしょう。水圧が強力な高圧洗浄機で洗車すれば、花粉も黄砂もまとめて落とせますし、ボディに傷をつける心配も少なく済みます。

たっぷりの水と多めの泡で洗車する

高圧洗浄機がない場合は、たっぷりの水と多めの泡で洗車してもOK。まずは、水をたっぷり使って花粉と黄砂をできるだけ流します。その後に、濃度を上げた洗車シャンプーをよく泡立て、多めの泡で包み込むように丁寧に洗います。この時、黄砂がしっかり落とせていないままスポンジやタオルで強くこすると傷をつけてしまう可能性があるので、優しく洗うようにしてください。

【花粉のみ】お湯を使い洗い流す

花粉に含まれる「ペクチン」は熱に弱いため、お湯をかけるとべったりとした花粉汚れやシミを除去することができます。温度に関してはまずは50度くらいから始め、それでも汚れが落ちない場合は70度まで段階的に温度を上げてみてください。しかし、温度が高すぎるとボディやワイパーのゴムにダメージを与えてしまう可能性があるため、様子を見ながら慎重に行うようにしましょう。

【花粉のみ】虫取り・鳥フン用のシャンプーで洗う

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虫汚れ・鳥フン専用のクリーナーも花粉除去に有効です。虫汚れ・鳥フンクリーナーはタンパク質を除去・分解する効果があり、花粉に含まれる「ペクチン」に効果的です。春は、いつも使用している洗車シャンプーと虫汚れ・鳥フン専用のクリーナーを併用するといいでしょう。

こまめな洗車で花粉と黄砂を解消しましょう。

スギ花粉シーズンが近づいてきたこともあり、今回は花粉や黄砂による車汚れの対策や、正しく洗浄するポイントをご紹介しました。車の洗車がなかなか時間がとれず難しいという方は、業者のカーコーティングなども利用してみてはいかがでしょうか。ボディに硬い被膜を形成するガラスコーティングを施工すると、花粉や黄砂による汚れも洗い流しやすくなります。ガラスコーティングは下地処理も必要になるためやや費用がかかりますが、3〜5年も効果が持続するといわれています。水洗いとたまに行うメンテナンスで、撥水性や親水性を維持できます。花粉や黄砂の時期を乗り越えていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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